学童野球の選抜(オール)チームと選抜大会

東京の少年野球ネタ

学童野球の選抜(オール)チームと選抜大会

東京の学童野球の楽しみのひとつに選抜チームで参加する大会がある。
各地区で結成した選抜チーム同士が参加する大会は盛り上がるんだよね。
道府県によっては選抜チームも単独チーム同様に活動してる地域もあるので以下は東京に限った内容。

選抜チームって

都内の各市区にある少年野球連盟では選抜チームを結成するところが多い。
その選抜方法はセレクションや連盟推薦などいろいろある。
私が所属する連盟では学童チームが16チームあって、各チームからの監督推薦1名ずつ。それに加えて連盟役員の推薦選手が5~9人。総勢20人から25人位で構成される。
監督推薦のほとんどがそのチームのキャプテンかエース。
普段はライバルチームなんだけど同じチームになるとあっという間に仲良しになる。
でも心の中では「絶対こいつには負けないぞ!」って気持ちがあるから、ある意味刺激のあるチームになる。
基本は攻撃主体のチームになっていくけど、守備の基本や走塁などもしっかり指導して中学に行っても通用する選手の育成も目的のひとつになっている。

選抜大会は

東京の選抜大会の中で私が所属する連盟が参加する大会は以下の4つ。

①学童選抜野球大会(墨田区・台東区連盟主催)
②学童選抜野球付中大会(府中市連盟主催)
③西東京オープン選抜少年野球大会(昭島市連盟主催)
④学童選抜交流軟式野球大会(江戸川区連盟主催)

※上記以外にもいくつか大会が開催されているが日程の都合で4大会の出場としている。
※2020年度は新型コロナウイルス感染拡大防止と選手の安全を重視し5月18日現在①と②の2つの大会中止が決まってる。

選抜チームの良いところ

一番の良いところは前述した通り、選手同士がすごく仲良しになるところ。
チーム同士の垣根を超えた交流は学童野球卒業後もずっと続き、そんな仲間が中学や高校野球で対戦したりチームメイトになったり。
大人になってから当時の仲間が集まって草野球チームを結成したという例もある。
また親御さん同士が仲良くなる。
野球のこと、チームのこと、中学のこと等々、情報交換が活発におこなわれる。

ちょっとだけ難しいところ

少子化の影響で連盟所属チーム毎の人数が少ない中で、選抜チームに選手が参加してしまうと自チームの活動に愛嬌が出てしまうケースがある。
そんな場合の選抜チームと選手の所属チームとの調整がちょっと大変になる場合もあるが、そこは大人同士の話し合いで解決できるはず。
でも実際は簡単にいかないけどね~。
また20人を超える選手が集まるので試合への出場機会の問題もある。
野球は9人しか試合に出られない。
1試合だけだと全員を出場させることが難しいから2試合組んでも難しい部分があるんだよね。
これを解決するのは監督の考え方次第ってところだな。

憧れになるチーム作り

メリットが非常に多い選抜チームの活動。
参加したくても全員が参加できるとは限らないけど、選手たちからは「参加したい!」って思われるチームを作る努力を指導者は怠ってはならないと思う。
生涯スポーツと考えてる野球。
その底辺カテゴリーの学童野球で最高の思い出になる選抜チーム。
選抜チームの監督さん、がんばって~。

まずは一日も早く活動が再開できるよう、今は「STAY HOME」だけどね。

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