全日本軟式野球連盟 7つのルール改定
3月から始まる公式戦に向け多くのチームは活動を開始している。
そんな中、全日本軟式野球連盟が学童野球に対してルールの改定案を出したと言うニュースが入ってきた。
全日本軟式野球連盟が出してきた改定案
全日本軟式野球連盟の宗像豊巳専務理事は、昨年、この席上で学童野球の「70球」の球数制限を打ち出して大きな反響を呼んだが、今年は野球肘障害を減らすため、さらなるルールの改定(案)として、
1.試合回:6回制
2.試合数規制:年間80試合以内
3.投捕間距離の改正:16メートル → 15メートルへ
4.盗塁数規制:1試合3~5回、パスボールでの進塁なし
5.ホームベースの拡大化:大人用と同じサイズ
6.大会:トーナメント制からリーグ制へ移行
7.カウント:ワンストライクから始めるを提案した。
引用:ヤキュイク
https://baseballking.jp/ns/215797
この記事を読んで正直「えー!」って感じだった。
2019年からの投球数制限
高学年70球までというルールで現場は大変だった。
球数のカウントを親御さんに頼むようになったり、カウンターを購入したり。
負担が増えた。
試合では勝ってた場面で球数制限によって投手を交代して逆転されてしまうという場面を多く見た。
こんな負けかたをしたチームの子ども達がどんなに悔しい思いをしたのかまで考えてるのだろ言うか。
それでもいろんな矛盾を感じながら1年が経過して、更にここで出てきたこの改正案に対して疑問に思ってる人は少なくないと思う。。
机上で決めるのではなくもっと現場を見てほしい
記事内にはドミニカの育成システムについても触れているが、それってどうなんだろう。
理想的かも知れないけど日本の野球環境に適してるのだろうか?
全日本軟式野球連盟の役員の方々はもっと現場を見て判断して欲しい。1日~2日見たってわからない。半年とか1年間密着するとか、それが無理なら全国から指導者を集めて意見交換する等は必要だと思う。全国大会を目指して頑張ってるチームや勝ち負けじゃなく楽しい野球を推進してるチーム、チームの方針はいろいうろあるんだから、いろんな意見を取り入れるべき。選手達(子ども達)だって規制ばかりの野球は望んでいいないと思う。
子どもの事を考えるなら、全国大会や地方大会の真夏のダブルヘッダーをやめるとか、真夏は野球をやらせないとか・・・先に出来ることはあると思うんだけどね。
今回のルール改定について個人的な考え
2019年から急に始まった投球数制限で指導者達は先を見た準備を開始しいている。特に投手の育成として2019年の低学年(4年生)の代から選手を育成し2年後には複数人の投手を擁して大会に臨む準備を開始している。しばらく様子を見て、不具合があれば改正すればいいのに、更に追い打ちをかけるような改正はどうなのかと思う。
偉い人たちの自己満足?
規制ばかり増やしていくことで学童野球が面白くなくなってしまい、それが結果として野球離れになってしまうってことを考えないのかな~。
もっと目を向けるところが沢山あると思う。
学童野球ではこれだけの規制を設けるけど中学はどうなのか?
中体連との連携があるかも知れないけど、子どもの怪我防止を言うなら優先して動くべき。
立場のある人が公の場で発表したってことはゴリ押ししてくることが予想されるが現場の全ての人がそれを望んでいないということを知っててもらいたい。
いつの間にか決まった法律を押し付けてくるどこぞの政治家に似てるよな~。
本文は個人的な考えなのでノークレームでお願いしたい。